すべての生命は音から生まれ、
音に還ってゆく
映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』とは、イギリスの生物物理学者ジェームズ・ラブロック博士の唱えるガイア理論、「地球はそれ自体がひとつの生命体である」という考え方に勇気づけられ、龍村仁監督によって制作されたオムニバスのドキュメンタリー映画シリーズです。
美しい映像と音楽、珠玉のことばの数々によって織り成されるドキュメンタリー映画『地球交響曲』は、環境問題や人間の精神性に深い関心を寄せる人たちのバイブル的存在となっており、1992年公開の「地球交響曲第一番」から2021年公開の最新作「第九番」まで、草の根の自主上映を中心とした上映活動だけで、これまでに延べ、250万人に上る観客を動員、その数は今なおとどまることなく、かつてないロングランヒット作となっています。
12月の小さなガイア上映会 in 西宮・あんのん舘では、2021年公開『地球交響曲 -ガイアシンフォニー 第九番』を上映します。
上映作品:
『地球交響曲 第九番 -GAIA SYMPHONY No.9-』
上映日時: ① 12/4(水) 10:30〜13:00 ② 12/4(水) 13:30〜16:00 ③ 12/8(日) 10:30〜13:00
④ 12/8(日) 15:00~17:30
⑤ 12/18(水)10:30~13:00
⑥ 12/18(水) 13:30~16:00
⑦ 12/22(日) 10:30~13:00
⑧ 12/22(日) 15:00~17:30
チケット代金(当日現金にてお支払いください): a) 映画+シェア会 1,500円 b) 映画のみ 1,300円
会場:
studio awai(あんのん舘2F・西宮市田中町4-9)
お申し込み方法:
こちらからお申込みください
なぜ、私たち人間は、これほどまでに音楽を作り、音楽に耳を傾けずにいられないのか。
30年前、この映画に「交響曲」と名をつけたのは、あらゆる楽器がそれぞれ独自の音を奏でながらシンフォニーを奏でるように、生命体である地球のシステムもまた、ともに美しく壮大な調和の音楽を創造する、ひとつの生命のシンフォニーを奏でているようなものだからだ。
今、私たち人間は、明らかに調和を乱す不協和音を奏でている。 調和を求める宇宙の「大いなる意志」によって私たちそのものは抹消されてしまうのか、それとも新たな調和の音楽を創造することができるのか、その選択は私たち自身に委ねられている。
今こそ、私たちは耳には聴こえない“音楽”を聴く“想像力”を取り戻さなくてはならない時だと感じるのだ。
龍村仁
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